大プリアカン遺跡群|4つの満喫ポイントを巡るおすすめツアー
シェムリアップ近郊にある大プリアカン遺跡群は、ジャヤーヴァルマン7世の時代に建てられた大乗仏教寺院群です。森に囲まれ、ほとんど修復が行われていないため、自然と歴史が融合した神秘的な雰囲気を楽しめます。
🔶 ① ダムレイ遺跡

ダムレイ遺跡の門。城壁には神様とアプサラの浮き彫りが残ります。

かつて4体あった象像のうち、現在は1体のみが美しい姿で残っています。

ライオンやガルーダの装飾が施された神聖なテラス。
12世紀末にジャヤーヴァルマン7世によって建てられた大乗仏教寺院で、「ダムレイ」とはカンボジア語で象の意味。寺院の手前には聖水池があり、地元の人々は神聖な場所として信仰しています。
🔶 ② チャトモック遺跡

チャトモック遺跡全景。東西南北に仏像が配置された珍しい構造です。

中央には大乗仏教寺院として建てられた仏像群が残ります。
12世紀末に建てられたチャトモック遺跡は、東西南北に仏様が配置されたユニークな寺院です。ジャヤーヴァルマン7世の大乗仏教思想を象徴する遺跡で、静かな森の中での観光がおすすめです。
🔶 ③ プリアスタン遺跡

微笑む仏像。アンコール時代の優美な彫刻が残っています。

森の中に佇むプリアスタン遺跡全景。写真スポットとして人気です。
プリアスタン遺跡も12世紀末にジャヤーヴァルマン7世によって建設されました。特に微笑む仏像の浮き彫りが有名で、森の静けさと相まって神秘的な雰囲気を楽しめます。
🔶 ④ 大プリアカン遺跡

大プリアカン遺跡の入口。森に包まれた神秘の門。

中央塔には神聖な祠と仏像が残り、今も信仰が続いています。

崩れた塔や伽藍が森に溶け込む幻想的な景観。
大プリアカン遺跡群は12世紀初頭に建てられ、森の中に広がる神秘的な遺跡です。浮き彫りや塔、崩れた伽藍の迫力は圧巻で、自然と歴史が融合した特別な体験を提供します。
旅情報・観光ポイント
- ランチ:周辺にレストランはありませんので、お弁当をご用意ください。
- 所要時間:1日かけて4遺跡を巡るのがおすすめです。
- 持ち物:歩きやすい靴、帽子、飲み物、カメラ
- 服装:寺院訪問のため肩や膝を隠す服装が望ましいです。
まとめ
大プリアカン遺跡群の4つの遺跡は、森に包まれた秘境の中で、歴史、宗教、建築を一度に体感できる特別な観光スポットです。写真撮影スポットも豊富で、日本人・海外観光客ともに人気の場所です。