バナン遺跡(Banan Temple)|バッタンバン観光ガイド
バナン遺跡は10世紀頃、ヤショーヴァルマン一世によって建立されたヒンドゥー教シヴァ派の寺院です。
サンカー川のほとりから延びる参道を進み、約350段の階段を上ると山頂に遺跡が姿を現します。
頂上には田の字平面型の遺跡があり、中央塔を含む5つの塔が建てられています。
概要
バナン遺跡は、10世紀頃に建立されたヒンドゥー教(シヴァ派)の寺院群です。山の斜面に続く参道と石造建築、頂上に配された田の字平面の塔群が特徴で、往時の宗教的な中心地として繁栄しました。
参道と階段の入口

こちらはバナン遺跡へ向かう参道です。約350段の階段を登り切ると、山頂に神秘的な遺跡が現れます。
階段からの眺め

長い階段を振り返ると、眼下に広がる田園風景が見渡せます。やや急な階段ですが、景色を楽しみながら登るのも魅力です。
中央塔の外観

山頂には田の字型に5つの塔が建ち並び、荘厳な雰囲気を漂わせています。中央塔は砂岩、その他の塔はラテライトで造られています。
中央塔の内部

こちらは中央塔の内部です。かつて神聖な儀式が行われていたとされ、今も遺跡の歴史と信仰の深さを感じることができます。
山頂からの絶景

山頂からはバッタンバンの田園風景が一望できます。雨季は一面の緑、乾季には黄金色の大地が広がり、季節ごとに異なる美しさを楽しめます。
以上で、バナン遺跡観光のご紹介は終了でございます。
次の観光スポットへとご案内申し上げます。